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エンディングノートアプリ|無料の選び方

エンディングノートアプリ|無料の選び方

エンディングノートをスマホで書きたいけれど、無料アプリはどれを選べばよいのか、サービスが終わったらデータはどうなるのか——そんな不安を持つ方へ。エンディングノートアプリは無料で使えるものが多い一方、2024年には大手のアプリが提供を終了し、登録データが削除されました。無料アプリ3つの公式情報と、データを守る選び方を整理します。

エンディングノートはスマホで作れ、方法は無料アプリとブラウザ型の2つ

エンディングノートはスマホで作れます。方法は、App StoreやGoogle Playからインストールするエンディングノートアプリと、インストールせずにブラウザから書くブラウザ型の2つです。エンディングノートの書き方に法律上の決まりはないため、スマホで書いた内容も家族への引継ぎメモとして役立ちます。

スマホなら思い立ったときに1項目ずつ書け、住所や契約が変わってもすぐ直せます。ただし家族がスマホのロックを解除できないと中身を読めず、サービスが終わるとデータが消えることもあります。書く項目はアプリでも紙でも同じで、エンディングノートの書き方|項目と記入例で確認できます。

無料で使えるエンディングノートアプリ3つを公式情報で比較(2026年9月29日確認)

2026年9月29日時点で、わが家ノート・GOOSE・SouSouの3つのエンディングノートアプリは、いずれもストア上で無料と表示されています。3つのアプリの違いは、家族へ伝える仕組みと対応する端末です。

アプリ(提供元)

料金

対応端末

家族への伝え方

特徴

わが家ノート by MUFG(三菱UFJ信託銀行)

全機能無料(同行の口座がなくても使える)

iOS 15以上・Android 9.0以上

項目ごとに伝える家族と時期(今すぐ・認知症診断後・死亡後)を選ぶ

16項目を記録できる。健康管理機能つき

GOOSE(運営:ホームネット株式会社)

無料

iOS 15.6以降・Android

常時共有と有事開示を相手ごとに設定する

2人以上のペアで使う。スマホの操作が一定期間ないと通知が届く

SouSou(株式会社そうそう)

無料(App Storeの表示)

iPhoneのみ(iOS 18.6以降)

質問の区分ごとに公開範囲を設定する

タイムカプセルレター・メモリアルページつき

わが家ノートは、家族がアプリで認知症の診断や死亡を報告して書類を提出すると、三菱UFJ信託銀行の確認後に内容を閲覧できる仕組みです(わが家ノート公式「エンディングノート機能」)。GOOSEはGOOSE公式サイト、SouSouはApp Storeの掲載の説明に基づきます。料金や機能は変わることがあるため、インストール前に各公式ページでご確認ください。

楽クラライフノートは2024年6月30日に提供を終了し、登録データは削除された

NTTファイナンスのクラウド型エンディングノートアプリ「楽クラライフノート」は、2024年6月30日に提供を終了しました。NTTファイナンスの2024年3月19日のお知らせでは、提供終了後はアカウント情報と登録データが削除され、同社は保持しないと説明されています(NTTファイナンス「楽クラライフノート」の提供終了について)。

NTTファイナンスは、必要なデータを事前にメモやスクリーンショットで残すよう利用者に案内していました。利用料金のあるサービスでも、終了はありえます。

エンディングノートアプリは、データの取り出し・保存先・家族への伝え方・費用の4点で選ぶ

エンディングノートアプリを選ぶ基準は、データをアプリの外に取り出せるか、データがどこに保存されるか、家族にどう伝わるか、無料でどこまで使えるかの4点です。

基準1:印刷やファイル書き出しで、アプリの外に内容を残せるか

楽クラライフノートの終了時に案内された控えの方法は、メモとスクリーンショットでした。印刷やファイル書き出しの機能があるアプリなら、サービスが終わっても内容を手元に残せます。比較した3つのアプリは、書き出し機能の記載をストアと公式ページで確認できなかったため、アプリ内で確かめてください。

基準2:データの保存先がクラウドか端末内か

GOOSEはデータをクラウドサーバーに保存し、機種変更のときはIDとパスワードで新しい端末へ引き継げると説明しています。クラウド保存は機種変更に強い一方、事業者にデータを預けます。端末内に保存するツールは事業者に預けない一方、端末の故障や履歴の削除で消えることがあります。

どのアプリでも、口座番号・暗証番号・パスワードそのものは書かず、「どの銀行に口座があるか」「通帳はどこにあるか」という在りかだけを書くと、スマホを紛失したときの悪用を防げます。ネット上の契約の残し方は若い人向けエンディングノートの書く項目で解説しています。

基準3:家族がいつ、どうやって中身を見られるか

家族がエンディングノートアプリの存在を知らなければ、中身は読まれません。わが家ノートは伝える時期を項目ごとに選べ、GOOSEは常時共有と有事開示を相手ごとに分けられます。共有機能がないアプリでは、スマホのロック解除方法を書いた紙の保管場所を家族に伝えておきます。

基準4:無料でどこまで使えるか、続けやすいか

わが家ノートは公式ページで全機能無料と明記し、GOOSEも公式サイトで完全無料と表示しています。有料プランがあるアプリでは、無料の範囲で必要な項目を書けるかを確認します。会員登録やインストールが負担なら、登録不要のブラウザ型から始めると続けやすくなります。

スマホアプリ・ブラウザ型・紙は、始めやすさとサービス終了時の影響で比べる

スマホアプリは家族へ伝える機能が充実し、ブラウザ型は登録なしですぐ書け、紙のエンディングノートはサービス終了の心配がありません。

項目

スマホアプリ

ブラウザ型

紙・PDF

始めやすさ

インストールと会員登録が必要なものが多い

ページを開くだけで書けるものがある

購入するか、無料PDFを印刷する

サービス終了時

登録データが削除された例がある

保存先による(印刷して控えを残す)

影響を受けない

ふれあいの丘のブラウザ型エンディングノートは、登録不要・無料でスマホから書ける

ふれあいの丘のデジタルエンディングノートは、アプリのインストールも会員登録も不要で、スマホやパソコンのブラウザからそのまま書ける無料のツールです。

  • 「私について」「資産・口座」「実家・不動産」「医療・お葬式」「家族へ」の5ステップで、書けるところから埋められる
  • 入力内容は端末のブラウザ内に保存され、ふれあいの丘のサーバーには送られない
  • 「印刷・PDFに保存」で紙に残せ、医療・葬儀の希望やメッセージは印刷に含めるかを選べる
  • 連絡先や希望、メッセージなどをバックアップファイル(JSON)として手元に保存できる

端末内保存のため、ブラウザの履歴削除や端末の故障で消えることがあります。印刷・PDF保存で紙にも控えを残しておくと安心です。

アプリで書いたエンディングノートは、紙やPDFにも残すと家族が見つけやすい

エンディングノートアプリで書いた内容を紙にも残しておくと、サービス終了とスマホのロックの両方に備えられます。ふれあいの丘では記入例つきの無料PDF(A4・20ページ)を登録不要で配布しており、エクセル版もあります。

法務省と日本司法書士会連合会も、相続・遺言の説明を載せたエンディングノート(PDF・32ページ)を公開しています(法務省「エンディングノート〜あなたに届け、わたしの想い〜」)。ほかの入手先はエンディングノート無料ダウンロード9選、市役所でもらえるエンディングノート一覧、100均と市販品のおすすめで比べています。

エンディングノートアプリに関するよくある質問

エンディングノートはスマホだけで作れますか

エンディングノートはスマホだけで作れます。わが家ノートやGOOSEのような無料アプリをインストールするか、ふれあいの丘のデジタルエンディングノートのようなブラウザ型を使えば、パソコンやプリンターがなくても書き始められます。

機種変更をするとエンディングノートアプリのデータはどうなりますか

クラウドに保存するエンディングノートアプリは、ログインすれば新しいスマホへデータを引き継げます。わが家ノートはメールアドレス・パスワードと電話番号の認証で、GOOSEはIDとパスワードで引き継げると公式に説明しています。端末内に保存するツールは、機種変更の前に印刷やバックアップで控えを残してください。

エンディングノートアプリに書いた内容は遺言書の代わりになりますか

エンディングノートアプリに書いた内容に、法的な効力はありません。わが家ノートの公式ページも、エンディングノート自体に法的な効力はないと説明しています。財産の分け方を法的に有効な形で残したい場合は遺言書を検討し、弁護士・司法書士などの専門家へご相談ください。違いはエンディングノートとは?遺言書との違いで整理しています。

まとめ:エンディングノートアプリは「データをアプリの外に残せるか」で選ぶ

エンディングノートアプリは無料で使えるものが多く、スマホだけで書き始められます。ただし楽クラライフノートのように提供が終わり、登録データが削除された例もあります。4つの基準で選び、書いた内容は紙にも残しておきましょう。まずは登録不要のデジタルエンディングノートか記入例つきの無料PDFで、書ける項目を1つだけ埋めてみてください。

記事を読んだら、お住まいの市区町村の具体的な情報や費用の目安を確かめてみましょう。

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全国1,726自治体の収録データから、公式ページと掲載値を編集確認済みの補助制度を確認できます。

※補助金情報は各自治体の公開情報をもとにした独自調査です。制度・金額・募集状況は更新されるため、申請前に自治体の公式情報をご確認ください。

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この記事について

本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。相続・年金・税・登記などの手続きは、 個別の状況や法改正によって取り扱いが異なります。具体的な手続きや判断は、各市区町村窓口・ 年金事務所・法務局・税務署、および司法書士・税理士・弁護士などの専門家に必ずご確認ください。

編集・運営:株式会社Kogera「生前整理支援センター ふれあいの丘」。 実家じまい・遺品整理・生前整理の進め方を、当事者とご家族の目線でわかりやすくお届けしています。