JIKKA-JIMAI COMPLETE GUIDE

実家じまい完全ガイド
費用・進め方・補助金・家の処分まで

「そろそろ実家をどうにかしないと」と思いながら、何から手をつければいいか分からない—— このページは、家族との話し合いから家の行き先の決断まで、実家じまいの全体を4つのフェーズで整理した総合ガイドです。全国1,726自治体の補助金データベースと無料ツールも、ここからすべて使えます。

実家じまいの費用・手順・始める時期の目安

費用の目安は「片付け10万〜50万円前後+解体30万〜150万円以上」

実家じまいの費用は、片付けと建物の処分を分けて考えると全体像がつかめます。片付けだけなら、自分で対応した場合は処分費・交通費など数万円程度、業者に全面依頼した場合は10万〜50万円前後が一般的な幅です。建物を解体する場合は、木造住宅で30万〜150万円以上になることも珍しくありません。いずれも荷物の量・間取り・地域・立地・廃材の処分方法によって大きく変わります。内訳と抑え方は実家じまいの費用はいくら?総額の目安と抑える方法で解説しています。

解体費用については、多くの市区町村が補助金制度を設けています。補助額と条件は自治体と年度によって異なり、着工前の申請が原則です。お住まいの自治体に制度があるかは、このページ下部の自治体データベースで出典URLつきで確認できます。

手順は「話し合い → お金の把握 → 片付け → 家の処分」の4フェーズ

実家じまいで後悔が生まれるのは、片付けから手をつけてしまったときです。まず親の意向と兄弟の役割分担を決め、次に費用と補助金の全体像を把握し、それから片付けに入り、最後に売却・解体・活用のいずれかを選ぶ——この順番が、やり直しと家族のもめごとを最も減らします。各フェーズの詳細は、このページの「実家じまいの全体像 ─ 4つのフェーズ」からたどれます。

始める時期は「親が元気なうち」が最も負担が軽い

実家じまいを始める時期に決まりはありませんが、親御さんが自分で判断でき、思い出の品について話せるうちに始めるのが最も負担の軽い進め方です。親が入院・入居してから、あるいは亡くなってから動き出すと、本人の意向が確認できないまま遺された側が判断することになり、時間も費用も膨らみます。介護や施設入居の話が出たとき、実家の修繕が必要になったとき、帰省で荷物の多さが気になったときが、話を切り出す自然なきっかけになります。

MUNICIPAL DATABASE

お住まいの市区町村の補助金情報を確認

全国1,726自治体の収録データから、公式ページと掲載値を編集確認済みの補助制度を確認できます。

※補助金情報は各自治体の公開情報をもとにした独自調査です。制度・金額・募集状況は更新されるため、申請前に自治体の公式情報をご確認ください。

実家じまいの全体像 ─ 4つのフェーズ

上から順に進めるのが基本ですが、途中のフェーズから読み始めても大丈夫です。いま気になっているところからどうぞ。

売却も選択肢に含めていますか?

査定広告は、売却価格を確認したい方だけに表示します。

METHOD

そもそも「生前整理」とは?後悔しない進め方の基本

生前整理は、元気なうちに「モノ・心・情報」を整理し、これからの人生をより豊かにするための前向きな活動です。 「人生の終わりの準備」ではありません。大切なのは、片付けそのものより「自分にとって何が必要かを見つめ直す時間」を持つことです。

モノの整理

家財・日用品・思い出の品。「量」を減らすことより、自分の基準で選び直すことが目的です。

心の整理

モノを通して人生を振り返り、これからどう生きたいかを考える。生前整理のいちばん大切な部分です。

情報の整理

預貯金・保険・契約・スマホのIDなど。家族が困らないよう「在りか」をまとめておきます。

コツ:「いる・いらない」ではなく「使う・使わない」で分ける

「いるか・いらないか」で考えると、手が止まり、罪悪感も生まれます。生前整理では「今の自分が使っているか・使っていないか」という事実で分けます。 判断がぐっと軽くなり、後悔も減ります。使っていないけれど手放せない思い出の品は、無理に捨てず「残す」と決めてよいのです。

生前整理アドバイザー協会で学ぶ「5つの実践法」

  1. ①分ける(4分類)全部を一度に片付けようとせず、まず「使う・使わない・移す・保留」のように分けるだけ。判断と作業を切り分けます。
  2. ②思い入れ箱捨てられない思い出の品は、決めた大きさの箱1つに入る分だけ残す。「全部捨てる」でなく「選んで残す」ことで心が軽くなります。
  3. ③ベストショットアルバム大量の写真は、お気に入りだけを選んで1冊に。残った人にとっても見やすく、思い出が引き継がれます。
  4. ④人生振り返りノート自分の歩みを年表のように書き出す。これからやりたいことが見え、整理の目的がはっきりします。
  5. ⑤お焚き上げ人形・手紙など、ゴミとして手放しにくい物は供養して手放す方法も。気持ちの区切りになります。

そして何より「小さく始める」こと。1日5分、引き出し1つからで十分です。完璧を目指さず、続けられる範囲で進めるのが、後悔しない生前整理のいちばんのコツです。

なお、実家じまいが進むと「お墓をどうするか」(墓じまい・改葬)が次の課題になるご家族も 少なくありません。当サイトと同じ株式会社Kogeraが運営する墓じまい専門メディア「ハカラウ」の墓じまいのチェックリストでは、家族との話し合いから手続きまでの順番を整理しています。

運営者・大久保からのひとこと

生前整理を調べ始めた方にとって、「何から手をつければいいか分からない」ことは大きな課題です。 このガイドでは、片付けの手順だけでなく、親子で話を切り出すことと、判断の基準を決めることも確認項目にしています。

だから私たちは、いきなり「捨てましょう」とは言いません。まずは「使っているか・使っていないか」だけを一緒に確認し、思い出の品は無理に手放さなくていいとお伝えします。 親御さんが「これはまだ使う」と言うなら、それは残してよいのです。整理は喧嘩のためではなく、家族が安心するために行うものだからです。

そして、片付けが進むと必ず出てくるのが「空き家になった実家をどうするか」「固定資産税はいくらか」といった、 お金と不動産の悩みです。生前整理は、片付けだけで終わりません。だからこのサイトでは、片付けの先にある 税金・補助金・売却の判断材料まで、ひとつなぎでご用意しています。

ふれあいの丘 運営責任者 大久保 亮佑(株式会社Kogera 代表取締役)/生前整理分野 監修:村上 充恵(生前整理コンシェルジュ)
※相続税・不動産・登記などの専門領域は一般情報に限定し、公的機関の情報確認と各分野の専門家への相談をご案内しています。

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実家じまいのよくある質問

A. 最初の一歩は「片付け」ではなく「家族での話し合い」です。親の意向・兄弟の役割分担・家をどうするかの方向性を先に揃えることで、後のトラブルと後悔を大きく減らせます。本ページのフェーズ1からご覧ください。

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失敗しない実家じまいの進め方・チェックリストをまとめたPDFを、LINEで無料でお届けします。家族との共有にもどうぞ。

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