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後期高齢者の保険料・窓口負担の早見表
1割・2割・3割の判定と保険料の決まり方・確認シート無料PDF
親の後期高齢者医療の通知が届いて、保険料と窓口負担の見方がわからない方へ。 後期高齢者医療制度の保険料の決まり方(均等割・所得割・軽減・上限・払い方)と、 窓口負担1割・2割・3割の判定基準を、厚生労働省の資料と法令の原文どおりに並べました。 手元の書類と見比べて確かめる判定の確認シートPDFを、登録不要・完全無料でダウンロードできます。
個人の保険料の計算や、どの負担割合になるかの判定はしません。医療費が高額になったときの1か月の上限額は高額療養費の自己負担限度額表で確かめられます。
要点
- 後期高齢者医療制度の保険料は、後期高齢者医療広域連合が条例で決めた保険料率で算定し、被保険者全員が負担する均等割と、所得に応じて負担する所得割の合計です。令和8年度からは、子ども・子育て支援金にあたる「子ども分」の保険料も加わりました(厚生労働省)。 厚生労働省 令和8・9年度の保険料率について
- 令和8・9年度の保険料率の全国平均は、医療分で均等割が年56,083円、所得割率が10.17%です(令和6・7年度は50,389円・10.21%)。実際の率は広域連合ごとに違います(厚生労働省・令和8年4月10日公表)。 厚生労働省 報道発表(令和8年4月10日)
- 後期高齢者医療の窓口負担は1割・2割・3割の3区分で、2割は課税所得28万円以上かつ「年金収入+その他の合計所得金額」が単身200万円以上・複数世帯合計320万円以上、3割(現役並み所得者)は課税所得145万円以上などで判定されます。世帯全員が住民税非課税の人は1割です(厚生労働省・高齢者医療確保法施行令)。 厚生労働省「医療費の自己負担について」
- 自分の保険料がいくらか、どの負担割合に当たるかは、世帯の所得などで決まる個別のことです。お住まいの都道府県の後期高齢者医療広域連合か、市区町村の後期高齢者医療の窓口に確かめてください(厚生労働省)。 厚生労働省「高齢者医療制度」お問い合わせ先
2026年10月22日確認
※ボタンを押すとダウンロードが始まります(A4・4ページ:表紙と使い方・保険料の決まり方の流れ/窓口負担の判定基準と確かめる順番/保険料の通知書の書き写しと納め方/調べ先メモと出典)。保険料や負担割合を計算する欄はありません。
後期高齢者医療制度の対象は75歳以上:65〜74歳でも障害の認定で入れる
後期高齢者医療制度の被保険者は、後期高齢者医療広域連合の区域内に住所がある75歳以上の人と、65歳以上75歳未満で一定の障害があると広域連合の認定を受けた人です(高齢者の医療の確保に関する法律第50条)。 75歳に達した日から、被保険者の資格を取得します(法第52条)。
- 75歳以上の人
- 広域連合の区域内に住所がある人が75歳に達したときに、被保険者の資格を取得します(法第52条第1号)。厚生労働省のQ&Aも、被保険者は原則として75歳以上の方としています。
- 65〜74歳の人
- 一定の障害があると広域連合から認定を受けた場合は、被保険者になります(法第50条第2号・厚生労働省のQ&A)。認定を受けるための手続きは、広域連合の窓口に確かめてください。
- ならない人
- 生活保護を受けている世帯(保護を停止されている世帯を除く)に属する人は、後期高齢者医療の被保険者としないと法第51条が定めています。
- 運営する主体
- 都道府県ごとの後期高齢者医療広域連合です。厚生労働省のページに、都道府県別の広域連合のページへのリンクが並んでいます。
資格確認書やマイナ保険証の扱いは資格確認書とマイナ保険証の早見表で確かめられます。
出典:高齢者の医療の確保に関する法律 第50条・第51条・第52条(e-Gov 法令検索)/厚生労働省「後期高齢者の窓口負担割合の変更等」Q&A/厚生労働省「高齢者医療制度」
後期高齢者医療の保険料の決まり方:均等割と所得割の合計に、令和8年度から子ども分が加わる
後期高齢者医療の保険料は、被保険者全員が負担する均等割と、所得に応じて負担する所得割で構成され、後期高齢者医療広域連合が条例で決めた保険料率をもとに、毎年度、個人単位で課されます(厚生労働省)。 令和8年度からは、医療分に子ども・子育て支援納付金にあたる子ども分が加わり、保険料はその合計額になっています。
- 決めるところ
- 後期高齢者医療広域連合が条例で決めます。保険料率は2年ごとに改定されます(厚生労働省)。法第104条は、保険料率をおおむね2年を通じて財政の均衡を保てるものにするよう定めています。
- 均等割
- 被保険者全員が負担する部分です(厚生労働省)。
- 所得割
- 基礎控除後の総所得金額等に所得割率を掛けて算定する部分です(施行令第18条第1項第3号)。
- 料率は区域内で同じ
- 均等割額と所得割率は、広域連合の全区域で同じです。離島など医療の確保が著しく困難な地域として厚生労働大臣が定める基準に当たる地域の被保険者には、別の保険料率を条例で定められます(法第104条第2項)。
- 子ども分(令和8年度〜)
- 保険料の賦課額は、医療分(基礎賦課額)と子ども・子育て支援納付金賦課額(子ども分)の合計額で、子ども分も所得割額と均等割額の合計です(施行令第18条第1項)。令和9年度の子ども分の保険料率は、令和8年度末までに各広域連合の議会で決まります(厚生労働省)。
- 均等割と所得割の比率
- 令和6年度の厚生労働省の資料は、均等割の総額と所得割の総額の比率を48:52としています。
- 賦課期日
- 保険料の賦課期日は、その年度の初日です(法第106条)。
保険料の組み立て(法令の定めを言葉で並べたもの。金額は計算しません)
- 医療分:均等割額 +(基礎控除後の総所得金額等 × 医療分の所得割率)
- 子ども分:均等割額 +(基礎控除後の総所得金額等 × 子ども分の所得割率)
- 1と2の合計が保険料。医療分・子ども分にはそれぞれ年間の上限があり、所得の少ない世帯は均等割が軽減されます(下の「軽減と上限」の節)。
均等割額と所得割率は広域連合ごとに違い、基礎控除後の総所得金額等は世帯ごとに違うため、自分の保険料は広域連合から届く通知書や窓口で確かめます。 ふれあいの丘では、個人の保険料の計算はしていません。
出典:厚生労働省「後期高齢者医療の保険料について」(令和6年度の資料)/厚生労働省 令和8・9年度の保険料率(PDF)/高齢者の医療の確保に関する法律 第104条・第106条/同施行令 第18条(e-Gov 法令検索)
後期高齢者医療の保険料(令和8・9年度):全国平均は均等割が年56,083円、所得割率が10.17%
後期高齢者医療の保険料率の全国平均は、令和8・9年度の医療分で均等割が年56,083円、所得割率が10.17%です。令和6・7年度の均等割50,389円から増え、所得割率は10.21%から下がりました(厚生労働省・令和8年4月10日公表)。 令和8年度は子ども分が新たに加わり、全国平均は均等割が年1,351円、所得割率が0.25%です。
| 項目 | 医療分 令和6・7年度(実績) | 医療分 令和8・9年度(見込み) | 子ども分 令和8年度(見込み) |
|---|---|---|---|
| 被保険者均等割額(年額) | 50,389円 | 56,083円 | 1,351円 |
| 被保険者均等割額(月額) | 4,199円 | 4,673円 | 112円 |
| 所得割率 | 10.21% | 10.17% | 0.25% |
| 被保険者一人当たり平均保険料額(年額) | 88,940円 | 95,875円 | 2,333円 |
| 被保険者一人当たり平均保険料額(月額) | 7,411円 | 7,989円 | 194円 |
※令和6・7年度の平均保険料額は実績(後期高齢者医療制度被保険者実態調査報告から算出)、令和8・9年度と令和8年度の子ども分は、保険料改定に係る各広域連合の条例改正時の見込額です。見込額は、各年度に実際に課される保険料額の平均値とは異なり、自分の保険料の目安にはなりません(厚生労働省)。
※令和9年度の子ども分の保険料率は、令和8年度末までに各広域連合の議会で決まります(厚生労働省)。令和8年度の子ども分は、令和9年度以降の金額を示すものではありません。
※率は広域連合ごとに違います。都道府県ごとの均等割額・所得割率は、厚生労働省の公表資料(PDF)と、各広域連合のページで確かめられます(広域連合のページは厚生労働省「高齢者医療制度」に一覧があります)。
出典:厚生労働省 報道発表「後期高齢者医療制度の令和8・9年度の保険料率について」(令和8年4月10日)/同資料(PDF)
後期高齢者医療の保険料の軽減と上限:均等割の7割・5割・2割軽減と、年間の賦課限度額
後期高齢者医療の保険料は、世帯の所得が一定以下の場合に均等割が7割・5割・2割軽減され、年間の賦課限度額は令和8年度分から医療分が85万円、子ども分が2万1千円です(厚生労働省・高齢者医療確保法施行令第18条)。 軽減に当たるかどうかは、被保険者・世帯主・同じ世帯の他の被保険者の所得を合算して判定されます。
- 均等割の軽減
- 世帯の所得が一定以下の場合は、均等割の7割・5割・2割が軽減されます(厚生労働省)。施行令は、判定の所得の合計が、地方税法に定める金額(5割・2割は、これに被保険者の数に応じた金額を加えた額)を超えないときに、均等割額を減額するよう定めています。
- 判定に使う所得
- 被保険者本人・世帯主・同じ世帯の他の被保険者について算定した所得の合計額を、世帯で合算して判定します(施行令第18条第5項)。
- 所得基準の金額
- 判定に使う金額は、税制や制度の見直しで変わります。ふれあいの丘では金額を載せません。当てはまるかどうかは、広域連合か市区町村の窓口で確かめてください。
- 令和8・9年度の注記
- 厚生労働省の令和8・9年度の資料は、基礎年金受給者(年金収入84万円)が均等割7割軽減に該当するとしたうえで、令和8・9年度は7割軽減に加えて更に0.2割軽減することを可能としていると注記しています。どの世帯がどの割合になるかは、広域連合に確かめてください。
- 元被扶養者
- 後期高齢者医療に加入する前日に被用者保険の被扶養者だった人は、7割・5割の軽減に当たらない場合に、資格取得後2年を経過する月まで、所得にかかわらず均等割が5割軽減されます。基礎賦課額は均等割額だけで、所得割は賦課されません(厚生労働省・施行令第18条第1項・第6項)。
- 賦課限度額(上限)
- 令和8年度分から、医療分の基礎賦課額は85万円、子ども分の賦課額は2万1千円を超えることができません(施行令第18条第1項)。令和7年度の限度額は80万円でした(厚生労働省の令和6・7年度の公表)。
出典:厚生労働省「後期高齢者医療の保険料について」(令和6年度の資料)/厚生労働省 令和8・9年度の保険料率(PDF)の注記/高齢者の医療の確保に関する法律施行令 第18条・同法 第99条(e-Gov 法令検索)
後期高齢者医療の保険料の払い方:年金からの天引きと、納付書・口座振替
後期高齢者医療の保険料は、老齢等年金給付を受ける被保険者のうち政令で定める人を除いて年金からの天引き(特別徴収)で徴収され、それ以外は市町村が納入の通知をする普通徴収で払います(高齢者の医療の確保に関する法律第107条)。 保険料を徴収するのは市町村です(法第104条第1項)。
- 年金から天引き(特別徴収)
- 市町村が、老齢等年金給付を受ける被保険者(政令で定める者を除く)の年金の支払者に、保険料を徴収させる方法です。
- 天引きにならない場合
- 施行令は、同じ月に特別徴収される後期高齢者医療の保険料と介護保険料の見込み額の合計が、その月の年金額の2分の1に相当する額(厚生労働省令で定める額)を超える場合や、介護保険料を特別徴収されない場合などを、特別徴収の対象にならない被保険者としています(施行令第23条)。
- 納付書・口座振替(普通徴収)
- 天引きにならない人は、市町村が納入の通知をして徴収します。納期は市町村の条例で定められます(法第109条)。口座振替を申し出て、普通徴収のほうが円滑に徴収できると市町村が認めた被保険者は、特別徴収の対象になりません(施行令第23条第3号)。
- 連帯して納める義務
- 普通徴収の保険料は、被保険者本人のほか、同じ世帯の世帯主と、被保険者の配偶者の一方も、連帯して納付する義務を負います(法第108条)。
自分の納め方や納期は、市区町村から届く通知書で確かめ、変えたいときは市区町村の窓口に相談します。 払った保険料の税金上の扱いは社会保険料控除の早見表を見てください。
出典:高齢者の医療の確保に関する法律 第107条〜第109条/同施行令 第23条(e-Gov 法令検索)
後期高齢者の窓口負担 1割・2割・3割の早見表:課税所得と年金収入などの基準
後期高齢者の窓口負担は、課税所得が145万円以上などの現役並み所得者が3割、課税所得が28万円以上で年金収入などの基準を満たす一定以上所得者が2割、それ以外は1割です(厚生労働省・高齢者医療確保法施行令第7条)。 医療機関等の窓口では、療養の給付に要する費用の額に負担割合を掛けた額を、一部負担金として払います(法第67条)。
| 負担割合 | 区分 | 判定基準(課税所得) | 収入・年金収入などの基準 |
|---|---|---|---|
| 3割 | 現役並み所得者 | 課税所得145万円以上 | 収入が単身世帯で約383万円以上、複数世帯で約520万円以上 |
| 2割 | 一定以上所得者 | 課税所得28万円以上 | 「年金収入+その他の合計所得金額」が単身世帯で約200万円以上、複数世帯で合計320万円以上 |
| 1割 | 一般 | 課税所得28万円未満(住民税が課税されている世帯で「一定以上所得」以外) | -(収入の基準は表にありません) |
| 1割 | 低所得Ⅱ | 世帯全員が住民税非課税 | 年収が約80万円超 |
| 1割 | 低所得Ⅰ | 世帯全員が住民税非課税 | 年収が約80万円以下 |
※表の年収は、単身世帯を前提にモデル的に計算した目安です。収入の基準に当たるかどうかは、一定以上所得者(2割)の方は「年金収入+その他の合計所得金額」で判定されます(厚生労働省)。
※施行令第7条は、2割・3割の基準を、世帯の収入や所得が一定の額に満たない人、市町村民税世帯非課税者には適用しないと定めています。 同じ世帯に他の被保険者がいない場合の額は、2割の判定が200万円、3割の判定が383万円で、他の被保険者がいる場合は320万円と520万円です。
※表は、令和4年に作られた厚生労働省の資料の判定基準を、現行の施行令の数字と照合したものです。表にない条件もあるため、判定は広域連合に確かめてください。3割の適用除外には、施行令第7条第5項第3号の「基礎控除後の総所得金額等を合算した額が210万円以下」の人などもあります。
- 高齢者の医療の確保に関する法律第67条は、一部負担金の割合を、百分の十(1割)・百分の二十(2割)・百分の三十(3割)の3つに分けています。2割・3割になる所得の額は政令で定めるとしています。
- 高額療養費の1か月の上限額は、負担割合ではなく所得の区分で決まります。上限額の表は高額療養費の自己負担限度額表に載せています。
出典:厚生労働省「医療費の自己負担について」(PDF)/厚生労働省「後期高齢者の窓口負担割合の変更等」/高齢者の医療の確保に関する法律 第67条/同施行令 第7条(e-Gov 法令検索)
後期高齢者の窓口負担の判定で見落としやすい点:世帯単位・前年の所得・配慮措置の終了
後期高齢者の窓口負担が2割になるかどうかは、課税所得と、年金収入とその他の所得金額の合計額をもとに、世帯単位で判定され、遺族年金や障害年金は年金収入に含まれません(厚生労働省)。 判定に使う所得の年と、令和7年9月30日に終わった配慮措置にも注意が必要です。
- 世帯単位で判定
- 2割かどうかは、本人だけでなく世帯の被保険者の所得をもとに判定されます。遺族年金や障害年金は「年金収入」には含まれません(厚生労働省)。
- 前年の所得で判定
- 施行令第7条は、療養の給付を受ける日の属する年の前年の所得で判定するとしています。療養を受ける日が1月から7月の場合は、前々年の所得です。
- 配慮措置は終了
- 2割の方の外来の負担増加額を月3,000円までに抑える配慮措置は、令和4年10月1日から3年間で、令和7年(2025年)9月30日をもって終了しました。外来の上限額は令和8年8月診療分から見直されています。金額は高額療養費の自己負担限度額表で確かめてください(厚生労働省)。
- 負担割合の確かめ方
- 負担割合が書かれた書類(被保険者証・資格確認書など)での確かめ方は、広域連合に確かめてください。資格確認書の扱いは、資格確認書とマイナ保険証の早見表にまとめています。
負担割合や保険料について確かめたいときは、お住まいの都道府県の後期高齢者医療広域連合か、市区町村の後期高齢者医療の窓口に問い合わせてください(厚生労働省のお問い合わせ先)。 広域連合のページは、厚生労働省「高齢者医療制度」から探せます。
出典:厚生労働省「後期高齢者の窓口負担割合の変更等」/高齢者の医療の確保に関する法律施行令 第7条(e-Gov 法令検索)/厚生労働省「高齢者医療制度」
後期高齢者の保険料・窓口負担の確認シート(無料PDF・A4・4ページ)
後期高齢者の保険料・窓口負担の確認シートは、手元の書類や保険料の通知書に書かれた内容を書き写し、厚生労働省の判定基準と見比べて、わからない点を窓口に聞くまでを1冊にしたA4・4ページのPDFです。 保険料や負担割合を計算する欄はありません。
1ページ
表紙と使い方
使う順番、保険料の決まり方の流れ(均等割・所得割・子ども分・軽減・上限)、わかることとわからないこと。
2ページ
窓口負担の判定
1割・2割・3割の判定基準の表と、確かめる順番(手元の書類→世帯の所得→窓口)のチェック。
3ページ
保険料の通知書と納め方
通知書から書き写す欄、軽減に当たりそうなものの確認、年金天引き・納付書・口座振替の確認。
4ページ
調べ先メモと出典
広域連合・市区町村に聞くことのメモ欄、確認した日、出典と確認日。
※マイナンバー・被保険者番号・口座番号を書き込む欄は設けていません(紙に残す情報を少なくするため)。書き込んだ内容は印刷した紙に残るだけで、当サイトが受け取ることはありません。
後期高齢者医療とあわせて確かめたい高額療養費・資格確認書・介護保険料
後期高齢者医療の保険料と窓口負担を確かめるときは、医療費が高額になったときの上限額、資格確認書の扱い、介護保険料や介護サービスの自己負担、家族が亡くなったあとの手続きもあわせて確かめておけます。
後期高齢者の保険料・窓口負担のよくある質問
後期高齢者医療に入る年齢・保険料の計算・全国平均・窓口負担の2割と3割・判定に使う所得の年・配慮措置の終了・保険料の払い方・軽減について、厚生労働省の公式ページと法令にもとづいて答えています。
- Q. 後期高齢者医療制度には何歳から入りますか?
- A. 原則として75歳以上の方が被保険者になります。高齢者の医療の確保に関する法律は、広域連合の区域内に住所がある人が75歳に達したときに被保険者の資格を取得すると定めています。65歳以上75歳未満でも、一定の障害があると後期高齢者医療広域連合から認定を受けた場合は被保険者になります(厚生労働省)。
- Q. 後期高齢者医療の保険料は、どう計算されますか?
- A. 保険料は均等割と所得割の合計で、所得割は基礎控除後の総所得金額等に所得割率を掛けた額です。令和8年度からは、医療分と子ども分のそれぞれで均等割額と所得割額を計算して合算します。所得の少ない世帯には均等割の軽減があり、令和8年度分からの年間の賦課限度額(医療分85万円・子ども分2万1千円)もあります(施行令第18条)。均等割額と所得割率は後期高齢者医療広域連合が条例で決めるため、自分の保険料は広域連合の通知書か窓口で確かめてください。
- Q. 後期高齢者医療の保険料の全国平均はいくらですか?
- A. 厚生労働省は、令和8・9年度の被保険者一人当たり平均保険料額を、医療分で月額7,989円(年95,875円)の見込みと公表しました(令和6・7年度の実績は月額7,411円)。令和8年度の子ども分は月額194円(年2,333円)の見込みです。令和8・9年度の額は各広域連合の条例改正時の見込額で、実際に課される保険料額の平均値とは異なります。
- Q. 後期高齢者の窓口負担が2割になるのは、どんな人ですか?
- A. 課税所得が28万円以上で、かつ「年金収入+その他の合計所得金額」が単身世帯で200万円以上、複数世帯で合計320万円以上の方です(厚生労働省)。ただし現役並み所得者は3割で、世帯全員が住民税非課税の方は1割です。2割かどうかは世帯単位で判定され、遺族年金や障害年金は「年金収入」に含まれません。
- Q. 後期高齢者の窓口負担が3割になるのは、どんな人ですか?
- A. 現役並み所得者で、課税所得が145万円以上、かつ収入が単身世帯で約383万円以上、複数世帯で約520万円以上の方です(厚生労働省の判定基準の表。施行令第7条は課税所得145万円と、収入520万円〈同じ世帯に他の被保険者がいない場合は383万円〉に満たない人への適用除外を定めています)。3割の適用除外は表の条件だけではなく、施行令第7条第5項は、基礎控除後の総所得金額等を合算した額が210万円以下の人なども適用除外としています。表にない条件もあるため、判定は広域連合に確かめてください。
- Q. 後期高齢者の窓口負担の割合は、いつの所得で決まりますか?
- A. 施行令第7条は、療養の給付を受ける日の属する年の前年の所得で判定するとしています。療養を受ける日が1月から7月の場合は前々年の所得です。
- Q. 後期高齢者の窓口負担2割の配慮措置は、今も続いていますか?
- A. 続いていません。窓口負担が2割の方の外来の負担増加額を月3,000円までに抑える配慮措置は、令和7年(2025年)9月30日をもって終了しました。外来の上限額は令和8年8月診療分から見直されています。金額は高額療養費の自己負担限度額表(/kaigo/kougaku-ryouyouhi)で確かめてください。
- Q. 後期高齢者医療の保険料は、年金から天引きされますか?
- A. 老齢等年金給付を受ける被保険者は、政令で定める者を除いて、年金からの特別徴収(天引き)で徴収されます。年金からの天引きにならない場合は、市町村が納入の通知をする普通徴収で、納期は市町村の条例で定めます。口座振替を申し出て、普通徴収のほうが円滑に徴収できると市町村が認めた場合は、特別徴収の対象になりません(高齢者の医療の確保に関する法律・施行令第23条)。納め方の個別の扱いは市区町村の窓口に確かめてください。
- Q. 後期高齢者医療の保険料に軽減はありますか?
- A. 世帯の所得が一定以下の場合は、均等割が7割・5割・2割軽減されます(厚生労働省)。判定には、被保険者・世帯主・同じ世帯の他の被保険者の所得を合算します。また、後期高齢者医療に加入する前日に被用者保険の被扶養者だった方は、7割・5割の軽減に当たらない場合に、資格取得後2年を経過する月まで均等割が5割軽減され、所得割は賦課されません。判定の所得基準の金額は見直しで変わるため、広域連合か市区町村に確かめてください。
- Q. 本当に無料ですか?登録は必要ですか?
- A. 完全に無料で、メールアドレスや氏名の登録は不要です。個人利用の範囲で、印刷・複製してお使いください。
後期高齢者の保険料・窓口負担の出典と確認日
後期高齢者の保険料・窓口負担の説明は、2026年10月22日に確認した厚生労働省の公表資料と、e-Gov 法令検索の高齢者の医療の確保に関する法律・同施行令の現行条文にもとづいています。 保険料率や制度は、年度や法改正で変わります。
厚生労働省 報道発表「後期高齢者医療制度の令和8・9年度の保険料率について」(令和8年4月10日)/同資料(PDF)/「後期高齢者医療の保険料について」(PDF・令和6年度の資料)
厚生労働省「後期高齢者の窓口負担割合の変更等(令和3年法律改正について)」/「医療費の自己負担について」(PDF・令和4年の資料)/「高齢者医療制度」
高齢者の医療の確保に関する法律(第50条〜第52条・第67条・第99条・第104条〜第109条)/同施行令(第7条・第18条・第23条)(e-Gov 法令検索)
一般的な情報提供です。個人の保険料の計算や、どの負担割合になるか、軽減に当たるかなど個別のことは、お住まいの都道府県の後期高齢者医療広域連合か、市区町村の後期高齢者医療の窓口に確かめてください。 医療の受診については、かかりつけの医療機関に相談してください。
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預貯金・不動産・借入れを一覧にして、相続の判断に備えたい方に
相続関係説明図テンプレート(Word・エクセル)
相続登記で戸籍の原本を返してもらいたい方に
在宅サービスの種類 一覧表(PDF)
訪問介護・訪問看護・デイサービスの違いを確かめ、ケアマネジャーに相談する前に
忌引き休暇の日数の早見表(PDF)
家族が亡くなり、会社や学校に休みを伝えるときに
建設リサイクル法の届出チェックリスト(解体工事・PDF)
床面積80㎡以上(原則)の建物を解体する前に、工事着手の7日前までの届出を確かめたい方に
建物滅失登記の必要書類チェックリスト(PDF)
実家を取り壊したあと、1か月以内の登記を自分で申請したい方に
相続人申告登記の必要書類チェックリスト(PDF)
相続登記の義務を簡易な手続きで果たしたい方に
弔電の文例と送り方(PDF)
通夜・葬儀に参列できず、弔電を送るときに
固定資産評価証明書・名寄帳の取り方(PDF)
親の不動産を市区町村ごとに洗い出すときに
登記事項証明書の取り方 早見表(PDF)
相続で親の不動産の登記を確かめるときに
介護保険負担限度額認定証の早見表(PDF)
親が施設やショートステイを使うとき、食費・居住費の軽減を確かめたい方に
介護保険証(被保険者証)の見方・再発行の早見表(PDF)
親の介護保険証の欄の見方と、なくしたとき・亡くなったときの手続きを確かめたい方に
戸籍の附票・除籍謄本・改製原戸籍の早見表(PDF)
相続で親の戸籍を出生から死亡までそろえるときに
社会保険料控除の早見表(PDF)
親の国民健康保険料・介護保険料・後期高齢者医療の保険料を払ったときに
地域包括支援センターの相談チェックリスト(PDF)
親の介護の相談先を探すときに
委任状テンプレート(Word・PDF)
相続登記・戸籍の請求を家族や代理人に頼むときに
扶養親族等申告書の早見表(PDF)
親の年金に届く申告書と源泉徴収票の見方を確かめたい方に
海洋散骨の見積もり比較表(PDF・エクセル)
散骨を頼む前に、3社の見積もりと条件を比べたい方に
福祉用具貸与の対象種目の早見表(PDF)
介護保険で借りられる13種目・買える9種目と10万円・選択制を確かめたい方に
限定承認の必要書類チェックリスト
相続人全員で家庭裁判所に申述する前に
不用品回収の見積もり比較表(エクセル・PDF)
不用品回収を頼む前に、許可の確かめ方と3社の見積もりの比べ方を知りたい方に
家電リサイクル4品目の出し方チェックリスト(PDF)
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機を出す前に、頼む先とリサイクル料金の確かめ方を知りたい方に
特定空き家の判断基準チェックリスト(PDF)
実家の空き家が管理不全空家・特定空家に当たりそうか、国のガイドラインの例示で確かめたい方に
寡婦控除の早見表(PDF)
夫と死別したあとの寡婦控除と、ひとり親控除との違いを確かめたい方に
医療費控除の対象 早見表(PDF)
医療費控除の対象になるもの・ならないもの、介護保険サービスの扱いを確かめたい方に
障害者控除と要介護の親の早見表(PDF)
要介護の親が障害者控除の対象になるか、市区町村の認定の確かめ方を知りたい方に
親の扶養控除 早見表(PDF)
親を扶養に入れるときの老人扶養親族の控除額と、年分ごとの所得要件を確かめたい方に
死亡保険金の税金早見表(PDF)
死亡保険金が相続税・所得税・贈与税のどれになるかと、相続税の非課税枠を確かめたい方に
公正証書遺言の必要書類チェックリスト(PDF)
公証役場に相談する前に、必要書類・証人・手数料の決まり方を確かめたい方に
改葬許可申請書の必要書類チェックリスト(PDF)
墓じまいで遺骨を移すときの、申請書の記載事項と添付書類を確かめたい方に
火葬許可証・埋葬許可証の早見表(PDF)
火葬から納骨・改葬まで、どの書類をどこに出すかを確かめたい方に
介護保険の住宅改修の早見表(PDF)
手すり・段差解消などの住宅改修で、対象工事・20万円・申請の流れを確かめたい方に
暦年贈与と相続時精算課税の比較表(PDF)
2つの贈与の課税方法の違いと、相続のときの加算期間を国税庁の資料で確かめたい方に
お彼岸・お盆の日程早見表(PDF)
春彼岸・秋彼岸の彼岸入り・中日・彼岸明けと、お盆の日程を年ごとに確かめたい方に
限度額適用認定証の申請チェックリスト(PDF)
マイナ保険証で足りるか・加入先別の申請先と必要書類を確かめたい方に
遺言書の検認の必要書類チェックリスト(PDF)
自筆の遺言書が見つかったとき、検認が必要か・必要書類を裁判所の区分どおりに確かめたい方に
準確定申告の必要書類チェックリスト(PDF)
亡くなった方の確定申告で、期限・提出先・付表と必要書類を確かめたい方に
相続人の順位と法定相続分の早見表(PDF)
誰が相続人になるか・法定相続分と遺留分を民法の条文で確かめたい方に
死亡届の書き方と提出チェックリスト(PDF)
死亡届の記入欄ごとの要点と、出す前の確認項目を知りたい方に
埋葬料・葬祭費の早見表(PDF)
葬儀のあとに受け取れる給付を、加入先ごとに確かめたい方に
協会けんぽの埋葬料支給申請書 必要書類チェックリスト(PDF)
協会けんぽに加入していた家族が亡くなり、埋葬料(費)支給申請書の申請区分・添付書類・書き方・提出先を確かめたい方に
自動車の相続の名義変更チェックリスト(PDF)
普通車・軽自動車の相続の名義変更の必要書類をケース別に確かめたい方に
遺族年金の早見表(PDF)
受け取れる人・令和8年度の金額・必要書類を確かめたい方に
介護休業・介護休業給付金の早見表(PDF)
介護休業93日・介護休暇・給付金67%を一覧で確かめたい方に
遺産分割協議書のひな形(Word・PDF)
法務局の記載例どおりの協議書を、空欄のひな形で用意したい方に
お布施の封筒の書き方(PDF)
表書き・中袋・裏書きの記入例と大字の早見表がほしい方に
法事の回忌早見表(PDF・エクセル)
一周忌から五十回忌まで、法要を営む年を一覧で確かめたい方に
相続税・贈与税の税率早見表(PDF)
国税庁の速算表と基礎控除額を一覧で確かめたい方に
要介護度の一覧表(認定基準・特定疾病・PDF)
要支援1〜要介護5の基準時間と状態の目安を、公的資料で確かめたい方に
日常生活自立度の判定基準一覧表(認知症・寝たきり度・PDF)
認定調査票や主治医意見書に出てくるⅠ〜MやJ1〜C2の意味を、厚生労働省の原文で確かめたい方に
口腔体操・パタカラ体操の無料プリント(手順つき・PDF)
施設や家族のもとで、食事の前のお口の体操・パタカラ体操・かみかみ体操・唾液腺マッサージの手順を大きな文字で配りたい方に
成年後見の申立ての必要書類チェックリスト(PDF)
家庭裁判所に後見開始を申し立てる前に、書類と書式の入手先を確かめたい方に
相続登記の必要書類チェックリスト(PDF・エクセル)
法定相続・遺産分割・遺言のケース別に、法務局の一覧で書類を確かめたい方に
老人ホーム・介護施設の種類一覧表(PDF・エクセル)
施設の種類と対象になる人を一覧で比べ、見学した施設をメモしたい方に
法定相続情報一覧図の必要書類チェックリスト(PDF)
法務局に申し出る前に、必要書類と様式の入手先を確かめたい方に
相続放棄の必要書類チェックリスト(PDF)
相続放棄の申述に要る書類を、続柄ごとに裁判所の区分で確かめたい方に
香典返しの時期とのし(表書き)の早見表(PDF)
香典返しを贈る時期と、のしの表書き・水引を宗教・地域別に確かめたい方に
のし紙(掛け紙)テンプレート 弔事・法事用(PDF・Word)
お供え・香典返し・法事の引き物に掛ける、表書きと水引つきの掛け紙を印刷したい方に
芳名帳のテンプレート 葬儀の受付用(PDF・エクセル)
通夜・葬儀・法要の受付で、弔問客にお名前とご住所を記帳してもらう用紙を用意したい方に
四十九日法要の準備チェックリスト 挨拶・案内状の文例つき(PDF)
四十九日の数え方から菩提寺への依頼・案内・お布施・納骨の確認までを順番に確かめ、施主の挨拶や案内状の文例もほしい方に
供花の名札の書き方と手配チェックリスト(PDF)
通夜・葬儀に供花を贈るとき、頼み方と名札の書き方を確かめたい方に
ゆうちょ銀行の相続手続きチェックリスト(PDF)
ゆうちょ銀行の相続手続きの流れと、遺言書の有無で分かれる必要書類を確かめたい方に
三井住友銀行の相続手続きチェックリスト(PDF)
三井住友銀行の相続手続きの流れと、4つのケースで分かれる必要書類・有効期限を確かめたい方に
みずほ銀行の相続手続きチェックリスト(PDF)
みずほ銀行の相続手続きの流れと、遺言書・遺産分割協議書の有無で分かれる必要書類を確かめたい方に
三菱UFJ銀行の相続手続きチェックリスト(PDF)
三菱UFJ銀行の相続手続きの流れと、遺言書・遺産分割協議書・遺言執行者の有無で分かれるA〜Dの必要書類を確かめたい方に
楽天証券の相続手続きチェックリスト(PDF)
楽天証券の相続手続きの4つのSTEPと、遺言書・遺産分割協議書・法定相続情報一覧図の写しの有無で分かれるa〜fの必要書類を確かめたい方に
野村證券の相続手続きチェックリスト(PDF)
野村證券の相続手続きの4つのSTEPと、遺言書・遺産分割協議書の有無で分かれる必要書類、口座照会・残高証明書の書類を確かめたい方に
銀行の相続手続き 必要書類の比較表(PDF)
ゆうちょ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行の相続手続きの必要書類・戸籍謄本の範囲・印鑑証明書の有効期限・払い戻しまでの期間の違いを1枚で比べたい方に
未支給年金請求・年金受給権者死亡届の必要書類チェックリスト(PDF)
年金を受けていた家族が亡くなり、未支給年金の請求書の添付書類と死亡届の期限・提出先を確かめたい方に
生命保険契約照会制度の申請チェックリスト(PDF)
亡くなった家族の生命保険契約の有無を生命保険協会で調べる前に、照会できる人・必要書類・利用料を確かめたい方に
相続税申告書の様式一覧と入手先チェックリスト(PDF)
第1表〜第15表のうち使う表と、添付書類・期限・提出先を国税庁の案内で確かめたい方に
小規模宅地等の特例の要件・必要書類チェックリスト(PDF)
限度面積・減額割合の表と、特定居住用宅地等の取得者ごとの要件・添付書類を国税庁の案内で確かめたい方に
高齢者の脳トレ無料プリント(計算・漢字・ことば・PDF)
親や家族と、計算・漢字の読み・ことわざ・県庁所在地の問題を楽しみたい方に
実家じまいチェックリスト 無料PDF
実家の片付け・売る/解体の判断・手続きを順番に進めたい方に
遺品整理チェックリスト 無料PDF
四十九日までにやることと、貴重品の探し方を知りたい方に
死後の手続き 期限一覧チェックリスト 無料PDF
相続放棄・相続税申告など、届出の期限を漏らさず確認したい方に
発行:生前整理支援センター ふれあいの丘(株式会社Kogera)。 確認シートに書いた内容は、印刷した紙に残るだけで、当サイトが受け取ることはありません。 個人利用の範囲で自由に印刷・複製いただけます。お問い合わせはこちらから。リンク掲載は自由です。
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この様式は、ご家庭のほか、介護施設・デイサービス・地域包括支援センター・葬儀社・自治体の窓口などでも、無料で印刷・配布していただけます。 販売や、有料の商品・教材への同梱はご遠慮ください。
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